科学技術館 館長賞

かぎ取り忘れ防止そうち

受賞者	大矢　直
学校・クラブ	愛知県 刈谷市立富士松中学校1年

【このアイデアを思いついたヒント】

ぼくはときどき自転車のかぎを取り忘れてしまうことが多いので忘れたときに教えてくれる機械があったらいいなと思い考えました。

【上の図の説明】

自転車のかぎ穴とかぎに銅板付きの磁石を取り付けておきます。 スタンドが上がっている時は、取り付けたフィルムケースの中の銅板でおおった磁石が横になり、通電しないが、スタンドを立てると磁石が銅板に当たり通電し、ブザーが鳴ります。 かぎを取ると磁石がはなれて、通電しないのでブザーが止まります。

【審査委員評】

自転車のかぎの取り忘れは、ついやってしまいますね。このアイデアでは、かぎをさしたまま自転車のスタンドを下ろすと、ブザーが鳴ってかぎの取り忘れを知らせてくれます。同じようにかぎがささっていても、スタンドを上げて自転車を使っている時にはブザーは鳴りません。「スタンドの上げ下げで、自転車を使っているかどうかがわかる」ことに気づいたところがすばらしいと思います。また、スタンドの上げ下げによるスイッチと、かぎのぬきさしによるスイッチをつなぎ合わせて一つの回路にしたところも、よく考えられています。