市村アイデア賞

朝日新聞社賞

ねじって楽々缶つぶし

受賞者 衣斐 彩乃
学校・クラブ 愛知県 刈谷市立東刈谷小学校5年

図

【このアイデアを思いついたヒント】

アルミ缶を足でつぶす大きな道具は見かけますが、台所において手でつぶせる小型のアルミ缶つぶしがほしいと思いました。お父さんがいつもアルミ缶をつぶす原理を利用して、手でつぶしていますが私やお母さんが真似しても3つのスジが上手につけれなくて、つぶせません。そこで、3つのスジを簡単につけてアルミ缶を私でも手でつぶせるようなアルミ缶つぶしを作りたいなと思いました。

【上の図の説明】

まず、アルミ缶を中にセットして、手もちの所をもって、くるっと120°ほどまわして、3つのスジをつけて、上から下へおすとつぶれます。
最後におした部分をもどすと、玉がもとにもどります。次、使う時に便利です。

【審査委員評】

家庭で出るアルミ缶などの缶類は資源回収されますが、そのままではかさばってしまうため、つぶして小さくする必要があります。通常、力まかせに足でつぶしてしまいがちですが、かなりの力が必要にもかかわらず上手くつぶせません。これを、ねじりにより安定して缶にスジを付けられるようにし、コンパクトな装置で、腕を使って、さほど力をかけなくても上手くつぶせるようにしたこのアイデアは、大変すばらしいですね。これからもこのすばらしい視点を生かしたものを生み出して下さい。