科学技術館 館長賞
大はくりょく!ブラックきょうりゅうワールド
受賞者 |
内藤 壮馬 |
学校・クラブ |
愛知県 安城市立安城中部小学校3年 |
【このアイデアを思いついたヒント】 |
ぼくは、きょうりゅうがすきで、きょうりゅうのおもちゃがたくさんあります。そのおもちゃをライトでてらすと、かげができました。ライトのてらす向きをかえたり、遠ざけたりすると、きょうりゅうのかげが大きくなったり、小さくなったりしておもしろかったです。そこで、きょうりゅうのかげが動いたら、もっとおもしろくなると思い、この作ひんを作りました。
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【上の図の説明】 |
使い方
作ひんの後ろにあるライトをつけるとスクリーンにきょうりゅうのかげがうつります。ハンドルをまわすときょうりゅうのかげが動きます。
しくみ
(1) |
ベルトについているきょうりゅうとスクリーンの間が長いほど大きなきょうりゅうのかげになります。 |
(2) |
ハンドルには大・中・小のまるいコルクがついています。ハンドルをまわすとコルクがまわり、コルクが大きいほど、ベルトがはやく動きます。 |
(3) |
ベルトの下には、じしゃくがならべてある木のいたがあります。ベルトが動いてきょうりゅうが木のいたのじしゃくに近づくときょうりゅうのしっぽなどについているじしゃくがはねかえされて上へ上がります。 |
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【審査委員評】 |
光のあて方によって、スクリーンにうつるきょうりゅうのかげの大きさが、大きくなったり小さくなったりすることに気づき、それをヒントにして作った作品です。きょうりゅうを乗せる3本のベルトを、それぞれ直径がことなる3個の丸いコルクを使って動かすことで、3本のベルトの動くスピードをかえる仕組みや、じ石の反発力を使ってきょうりゅうの頭やしっぽを動かす仕組みは、とてもすばらしいくふうだと思います。のしのしとゆっくり歩く大きなきょうりゅうのまわりを、小さなきょうりゅうがすばしこく走り回るようすが目にうかぶようです。
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