市村アイデア賞

市村アイデア記念賞3

ミミコロ

受賞者 堀江 颯
学校・クラブ 岡山県 岡山大学教育学部附属中学校1年

図

【このアイデアを思いついたヒント】

掃除でコロコロを使う時、いつもめくるところが分からなくてイライラしていました。切れ目が入っていたり、斜めに切れる商品はあるのですが、耳つきのものは売っていないと思います。
これは、本のふせんをヒントに、持つところが付いていたらめくりやすいのではないかと思い考えました。
ありそうで、ないと思います。

【上の図の説明】

ミシン目の両端に耳があることにより、1枚ずつめくっても切れやすいです。
耳を両手で持って、ゴミがついた部分を中に折りたたむと、汚いところを触らずに捨てられます。
初めの試作品では耳の角があったのですが、丸くすることにより折れ曲がりにくくなりました。
耳に残り枚数を書くことにより、あと何枚あるか一目で分かるので、「あっ!替えのストックがない!」を防ぐことが出来ます。

【審査委員評】

クッションや絨毯などの掃除にコロコロはとても便利ですが、確かに使った後にごみのついた粘着テープ面を切り取り、次の新しいテープ面にするのに苦労することがあります。ミシン目の両端に耳をつけることでとても使いやすくなりますね。本に付けた付箋からこのアイデアを思いついたところがすばらしいと思います。耳の角を丸くして折れ曲がりにくくしているところや、残り枚数を表示するところなど細かいところにもアイデアが入っていて、使う人の身になって考えているところも良いと思います。