第101回新技術開発-03
光電子分光用深紫外レーザ光源の開発
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技術開発内容 |
近年、光電子分光、特に角度分解光電子分光が物質のバンド構造を直視できる分析ツールとして注目されている。この光電子分光の光源としては、物質の仕事関数(>5eV)を超える高いエネルギーを持つ深紫外レーザが適している。これまで主に用いられてきた励起光源は深紫外のパルスレーザであったが、より高精度・高感度測定を実現するためには光電界の低い連続波レーザが好適であることが最近の研究により分かってきた。
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