市村アイデア賞

朝日小学生新聞賞

背中を風がとおるくん

受賞者 木村 瑛仁
学校・クラブ 茨城県 牛久市少年少女発明クラブ 小学4年

図

【このアイデアを思いついたヒント】

ぼくは、夏の通学時にいつも背中が汗でびしょびしょになり毎年、あせもになるので何か良い物が欲しいと思い自分で作りました。

【上の図の説明】

素材には通気性を考えて網状のパイプを使いました。又、軽くて丈夫で加工もしやすい材質を選びました。パイプとパイプの間には細いパイプをはさみ、すき間を開ける事によりフィットしやすく動きやすくしています。使用方法はリュックやランドセルなどの背中の部分に本体をひもで結び取り付けます。
効果は自分の背中とリュックやランドセルの間に空気が通るすき間が出きるのでむれにくく汗もかきにくいのであせもになりにくくなります。使用感もとても良く、取り付け、外しも簡単です。

【審査委員評】

夏の暑い時に、リュックやランドセルなどを背おって歩くと、背中が汗でビショビショになり、むれてあせもが出たりと、だれもがふゆかいな思いを経験しています。このアイデアは、構成はかんたんですが、それが容易に解決できており、すばらしいものです。特に網状のパイプをすき間をあけて配置したことで、通気性が大幅に改善しただけでなく、パイプ形状によって背中と接する面積を減らし、さらにはパイプのクッション性によって装着安定性を確保しており、実用的にもすぐれたアイデアです。