科学技術館 館長賞

片手で切れる！キッチンペーパーホルダー

受賞者	山口　陽詩
学校・クラブ	愛知県　豊田市立浄水北小学校　6年

【このアイデアを思いついたヒント】

お母さんが料理をしながら、「キッチンペーパーが片手で切れたら便利なのにな…」と言っているのを聞いた。ぼくもやってみたらキッチンペーパーが空回りしてしまい、片手で切ることができなかった。ロールを押さえると片手でも切れることが分かったので、切る時だけ圧がかかって押さえてくれるホルダーを作ろうと思いました。

【上の図の説明】

L字型のカバーを付ける。キッチンペーパーを出して上に引っぱると、反対側が押さえられ、キッチンペーパーが片手で切れる状態になる。 1… キッチンペーパーを上に引っぱった時に、つり戸棚に手が当たらないように引っぱる方のカバーを長くした。 2… そのまま押さえるだけではすべって空回りしてしまうので、テープカッターの刃で押さえることにした。 3… てこの原理を利用し、押さえる側の外側におもりを付け、強く押さえることができるようにした。

ページトップへ 【審査委員評】

今まではキッチンペーパーを使うときは料理をしている手を止め、キッチンペーパーを取り出して切る必要がありましたが、このアイデアは両方を解決しているところが非常に素晴らしいと思います。設置場所は簡単に手が届き邪魔にならないところが考えられていて、てこの原理を利用して片手で切れるようにしているところ、キッチンペーパーが動かないように固定されるところも非常に考えられています。キッチンペーパーの量が少なくなってきたときに切りやすくする工夫を取り入れるともっと使いやすくなると思います。