市村アイデア賞

市村アイデア記念賞2

お米がおいしくたけるてんびん

受賞者 野々山 葉子
学校・クラブ 愛知県 刈谷少年少女発明クラブ 小学5年

図

【このアイデアを思いついたヒント】

ごはんがベチャベチャになっておいしくないことがあった。お米とお水の量をしっかりはかれる物はないか考えた
米と水を正しい比で炊くために、てんびんをつかえば一定の量にできると思った

【上の図の説明】

てこの原理で米と水の重さを一定の比でつり合うようにする 図
かたさや、米の種類がえらべるように米と水の比は右の表のように決めた
米と水のつり下げる位置は(長さA)×(重さC)=(長さB)×(重さC)から計算した。
使い方
1
米をてきとうな量ペットボトルに入れる
2
かたさをえらび1のペットボトルを片側のうでにつり下げる
3
水用ペットボトルを米の種類にたいおうする方につり下げる
4
つり合うまで水を入れる
5
1の米と4の水をすいはんきにいれ、ごはんを炊くとおいしくできあがる。

【審査委員評】

日々食べるお米ですからおいしく食べることは重要ですね。特にお米は好みの柔らかさが重要で、せっかく良いお米を買っても、好みの 柔らかさにならなかったらがっかりですね。発明は、日々のそして身近な生活に大変役立つものです。発明の優れたところは、お米の量を気にすることなく最適な水の量が分かることです。1合とか2合のように区切りが良い量であれば、炊飯器の目盛を活用できますが、それ以外は水の量を決めるのに苦労します。さらに、お米の種類や柔らかさ加減が選べるのは素晴らしいです。日本は美味しいお米がたくさん採れる国です。
このようなアイデアが多く出ることで、より多くの人がお米をしっかり食べるようになるといいですね。