【このアイデアを思いついたヒント】
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ぼくの住んでいる愛知県では、いつか南海トラフ巨大地震がくるといわれています。この地震へ備えるために過去の地震のことを調べてみました。地震後に困ることは、まず水が止まってしまい、水を手に入れるために長時間待ったり運んだりすることに苦労するそうです。また、電気も止まってしまい、電話が使えなかったり、テレビなどで情報を得ることができなかったりしたそうです。そこでこれらのことをすべて解決するためにこの作品を作りました。
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【上の図の説明】
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おりたたむことでコンパクトに収納できます。 |
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のアとイを矢印の方向に動かして、ロックすることでカートになります。 |
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のエの部分に手回しラジオをベルトでつけます。カートを動かすとオのタイヤが回転して、手回しラジオについているカのタイヤが回転するので荷物を運んでいるときに簡単に充電できます。ラジオにはライトがついているので明かりのないところでもカートが使えます。ラジオは取り外してラジオとして使ったり、スマホを充電したりライトとして使えます。 |
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のアを矢印の方向に動かして、ウを手前に回転させて、アとウを地面につけるといすになります。このときイの部分は角度が変わらないので荷物を積んだままでもいすに座れます。 |
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【審査委員評】
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構造の工夫でこんなに便利な物ができるのかとビックリです。ポリタンクの台座の足やラジオの設置方法など、様々な工夫を感じました。椅子バージョンの座り心地もとても気になるところです。このアイデアは、太陽光発電との組み合わせや、タイヤの回転をエネルギー変換する仕組み等、さらに進化する可能性豊かなものだと思います。さらに機能的なカートを目指して検討してみてください。 |