市村アイデア賞

市村アイデア記念賞4

孫のeye

受賞者 小池 希実
学校・クラブ 千葉県 千葉市立稲毛中学校2年

図
 

【このアイデアを思いついたヒント】

祖母は白内症の手術をしたため毎日4回の目薬をさしていた。
しかし、祖母は右側が不自由だから1人で目薬をさすことができず、家族で交代してさしている。
それが、意外に大変だったため祖母1人であまり力を入れずに目薬をさせる装置を作ろうと思った。

【上の図の説明】

(1) 下まぶたをひっぱった状態にする。
(2) 目薬と装置をもって下まぶたを固定する。
(3) (2)の状態をたもったまま、目薬を入れる。

【審査委員評】

目薬の口が目に当たらないように足をつける発想は見かけますが、その足に下まぶたを固定する効果もつけたところが優れています。そして、装置の形もいかにも効果がありそうな形になっています。靴べらを材料にしたところなどは、普段から身の回りの品をよく観察しているからこそ思いついたのですね。毎日何回も目薬をさしている人には必需品になりそうな装置です。発明は大変な装置を作る事のように思いがちですが、このようなシンプルな発明もあるとあらためて気づかされたアイデアです。