市村アイデア優秀賞
弁(べん)ケース
受賞者 | 満留 彩有 |
学校・クラブ | 鹿児島県 鹿児島大学教育学部附属小学校5年 |

【このアイデアを思いついたヒント】 |
学校の教室やろうかでペンケースと落して中身をばらまく人をよく見かけます。 中身が勝手に出ないように心ぞうの弁の働きをヒントに、このペンケース(弁(べん)ケース)を思いつきました。 |
【上の図の説明】 |
ペンケースのチャックの出入口の内側にチャックにそってそれぞれあつめの布をぬい付ける。(二枚)うすいとあまり効果は無い。その二枚の布はペンケースの中で横から見ると、合わさって逆三角形のような形になり、弁のような働きをする。 そのため、ペンなどを中に入れるときに、いったん中に入ってしまうと、外には出にくい。手を中に入れて取り出すことはかんたんにできる。 だからチャックが開いているペンケースを落としても、中身が出る心配はない。 |
【審査委員評】 |
ペンケースのチャックが開いたまま落下し、中の鉛筆などがバラバラに散らばって困った人、たくさんいますね。これを、一方向にのみ移動可能な弁の原理を利用して、チャックを開いたままで万が一落下しても中の鉛筆やペンが飛び出さないようにし、また、出し入れ時の容易さが犠牲にならないように弁の形状や材質を工夫したアイデアは、大変すばらしいです。落下防止のためにベロを付けたり、生地でおおってペンを固定させたものがありますが、これだと落下防止はできても大変取り出しにくいですね。早速使ってみたいものです。 |