【このアイデアを思いついたヒント】 |
テスト勉強で、単語帳を使っていて、覚えられていないカードをリングから外して並べ変えたり、ふせんを貼ったりと、手間がかかった。
カードの隅を折ると、単語帳に厚みが出るし、覚えた後も、折りぐせがついてしまう。そこで、カードそのものを簡単に目立たせる方法はないかと考えた。
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【上の図の説明】 |
(1) |
カードの左端に2つの穴を開け、切りこみでつなげてある。 |
(2) |
カードをリングに通す時、はじめは内側の穴に通す。 |
(3) |
覚えられないカードは、右に引っ張り、リングを外側の穴に移す。 |
(4) |
単語帳にした状態。 |
(5) |
カードを1 枚だけ(3)の状態にすると、2つの穴の幅だけカードの端が飛び出すため、そのカードの場所がすぐ分かる。
(プラスチックふせんのような材質のもので作ると、強度が保てるのではないか。) |
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【審査委員評】 |
単語帳を使って勉強していると、覚えたものと覚えていないものを区別したくなるのは誰でも経験することですね。穴をもうひとつあけて繋げるだけというシンプルな変更で、区分けが簡単にできるようになるこのアイデアはとてもすばらしいと思いました。また、デザインも大人まで使える素敵なものだと思います。さらに、何回も繰り返して区分けをしなおすことができるということも嬉しいですね。
この単語帳を使うことで楽しく効率的にテスト勉強が進みそうです。
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