【このアイデアを思いついたヒント】 |
紙に書かれた内容を写すとき、机の上に置くと、文章が読みづらいと思いました。そして、僕は紙などを整理するのが苦手で、よく端が折れたりします。どちらの問題も解決したいと思い、このアイデアを思いつきました。
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【上の図の説明】 |
この作品は二枚の木の板の間にちょうどクリアファイルが入る大きさに切ったうすい木の板をはさんでいます。(6)前の木の板は、厚さ1cm ぐらいの木の板で、写真のふちのように、真ん中があいています。真ん中は1mm くらいで、同じように写真のふちのようですが、上の部分だけあけています。この板は、はさまれた時にすき間をつくり、そこから紙を入れることができます。後ろの木は、まん中で切られていて、ちょうばんでつながれています。前の板とは、上だけがつながっていて、下は開けたり、閉めたりできます。ここを(2)のように少しあてけたてかけると、ななめにして見ることができます。もし商品化される時は、プラスチックなどにしたら、もっと軽く持ちはこびやすいと思います。
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【審査委員評】 |
『紙を見やすいように、立て置きたい。』というシーンはいろいろな所でありますよね。それを2枚の板とクリアファイル1つで解決した所がすばらしいと思います。フォトフレームと違い、裏側の板の着脱作業は不要、紙のコシはクリアファイルを利用する事で解決、こういった工夫がとても光っていました。
また、2枚あわせた裏側の板を上下に分けて蝶番でつなぎ、下半分をスタンドの支えにしたところは、支えとしての安定感も十分に確保し、更に収納もコンパクトで、使いやすさを考慮した作品ですね。もし店頭にあったら、正直、欲しいと手をだしてしまいそうです。
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