市村アイデア賞

市村アイデア記念賞2

たおれない絵の具ふで

受賞者 山本 湊太郎
学校・クラブ 愛知県 東田子ども塾 小学3年

図

【このアイデアを思いついたヒント】

絵の具を使うとき、ふつうのふでだとバケツに入れた時たおれて、持つところがぬれて使いにくい思いをしたので、この作品を考えました。

【上の図の説明】

浮きの上の部分とふでの下の部分をくっつけ、その間につり用の重りをバランスよく入れる。
 (重りが多いと水の中にしずんでしまうし、少ないと直立しなくかたむいてしまう。)
バランスがとれたら、ふでの下の部分と浮きの上の部分をボンドでくっつけます。

【審査委員評】

小学校で水彩画を描くとき、何本も筆を使うけれど、使っていない筆がいつの間にかバケツの中に沈んでしまったり、転がってどこかを汚してしまったりして、いやだなあと思っていました。
ただ水に浮くだけのしくみだと、持つところが濡れてしまうけれど、この「たおれない絵の具ふで」なら、持つところがいつも乾いていて、また、絵の具のついたところはいつも水の中なので間違って汚れることもなく、そのうえ、デザインもよく、とても快適に絵が描けそうです。つりの浮きと同じしくみにすれば良い、と思い付いたことが素晴らしく、まさにアイディア賞ですね。