【このアイデアを思いついたヒント】
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里芋をはしで、つかもうとしてもつるつるすべって落ちてしまいます。フォークでもすべってしまい、里芋を落とさないようにするには、さした時に里芋の中で広がるしくみがあれば落とすことなく食べられるのではないかと思いました。
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【上の図の説明】
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フォークの刃がピアノ線でできているので、刃先を里芋にあてて力を加えると、刃が広がりながらささります。
刃が広がることで、つるつるすべる里芋もすべらずかんたんに取ることができ、食べる時はするっと抜けます。実際に実験をしてみました。里芋もトマトも落とすことなく取ることができました。
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【審査委員評】
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こういうのを待ってました。箸でつかもうとしてもつるつる滑る食べものはたくさんありますよね。これまでは仕方なく手を添えてつかんでいましたが、これがあればそれが解決ですね。ただ挿すだけでなく挿すと広がる仕組みによって刺した後に抜けづらく、でも食べるときにはするっと抜ける、この二つを両立させたのは素晴らしい発明です。箸やフォークの延長ではなく、全く新しい道具を考えた発想も素晴らしいです。そして思うだけでなくそれを実際に作ってみて効果を試したのも素晴らしいです。次のチャレンジも楽しみにしています。
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