市村アイデア賞

市村アイデア記念賞3

みんなが幸せになる帽子!

受賞者 久保田 晃生
学校・クラブ 長崎県 長崎市立桜馬場中学校 1年

図

【このアイデアを思いついたヒント】

今年の夏は、何度も熱中症警戒アラートが発表され、熱中症になるリスクが倍増した。しかし、外で仕事をする人や、外に出なければならないことも多い。
そこで僕は夏は熱中症になりにくく、冬はかぶっていると温かく感じられる帽子があれば良いと考えた。
この夏、弟と一緒に色による温度変化について実験したのでどんな人も快適に過ごせる帽子の色を発見出来ると思った。

【上の図の説明】

実験から① 黒が温まりやすく白が温まりにくい。
青より緑の方が熱くなる
14:30〜15:30は黒と白の温度差が10℃以上もある。
ことがわかった。また熱中症の危険リスクが高まる色は、黒>緑>青>赤>オレンジ>黄>白の順になった。
そのため外気温に合わせて、黒色〜白色に変化する帽子があれば、体感温度を下げたり上げたりすることが出来ると思う。
白黒以外の5色の色の変化も「今何色かな?」と帽子をかぶる楽しみにつながると思う。

【審査委員評】

一つの帽子で夏は涼しく、冬はあたたかくなれる帽子なんて、素敵ですね。しかも、帽子の色が変わることでそれを実現するなんて、目のつけどころが素晴らしく、とても楽しいアイディアです。色によって温度変化が異なる性質に気づき、いろいろな色水での温度変化を実験し、外気温によって帽子がどのように色が変わってくれたらかぶり心地がよくなるかを決めてくれました。この帽子ができたら、早速かぶってみたいです。きっと幸せな気持ちになれますね。これからも身近なちょっとした困りごとを見逃さず、モノの性質とうまく組み合わせた素敵なアイディアを考え続けてください。