市村アイデア賞

朝日小学生新聞賞

かた手ソーセージむきき

受賞者 関 傑
学校・クラブ 愛知県 豊田少年少女発明クラブ 小学3年

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【このアイデアを思いついたヒント】

魚肉ソーセージを食べる時、フィルムをはがすのに、しっぱいした。かた手で、かんたんにむくきかいがほしいと思った。
安全にむくために、えんぴつけずりを使った。

【上の図の説明】

ソーセージの金具部分を引っかける おびを下に向ける
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ソーセージを上に引っぱる
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【審査委員評】

「片手でソーセージが簡単にむける仕組み」このアイデアをみたとき、審査員一同が思ったのは「それ、欲しかったやつ!」という共通の叫びでした。私も共感しました。朝の忙しい時間、片手にパン、もう片手にスマホ、そしてソーセージは…むけない。そんな“あるある”に真正面から向き合い、見事に解決してくれたこの発想には、思わず拍手です。片手にビールをもち感心している自分を想像しました。特筆すべきは、誰もが経験したことのある日常の不便に目を向けた着眼点だと思います。「大きな課題を解決する」だけがイノベーションではないことを、このアイデアは教えてくれた気がします。むしろ、日々の小さなストレスを減らすことこそが、生活の質を高める第一歩なのかもしれません。実用性も高く、ユーモアもあり、そして何より“使ってみたい!”と思わせる魅力があります。次は「片手でバナナがむける仕組み」や「片手で納豆が混ぜられる道具」など、身の周りにあるちょっとした事に目を向けさらなるチャレンジを期待しています!