第46回 市村産業賞 貢献賞 -04
ストレージの仮想化技術の研究開発と実用化
技術開発者 |
株式会社 日立製作所 研究開発グループ 技 師 長 山本 彰 |
技術開発者 | 同 社 ITプラットフォーム事業本部 技 師 長 本間 繁雄 |
技術開発者 | 株式会社 日立システムズ 代表取締役社長 煖エ 直也 |
開発業績の概要 |
情報化社会の到来により、指数関数的に増大しているデータを安全かつ効率的に格納するストレージが、現代社会を支えている。ストレージのコストの約60%は、Hard Disk Driveなどの記憶媒体が占めるため、記憶媒体のコスト削減が重要な課題となっていた。受賞者らは、この課題を解決するため、複雑な実際の構成を扱い易く見せる仮想化技術に着目し、10年余に亘る開発の結果、以下に示す3段階のストレージの仮想化技術を世界で初めて完成させた。本技術により、試算では顧客の記憶媒体購入コストを1/10に削減できる。 |
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