第49回 市村産業賞 貢献賞 -02
高外観樹脂材料の開発と無塗装材着部品への適用
技術開発者 |
スズキ株式会社 要素技術開発部 第四課 係長 深見 優之助 |
技術開発者 | 同社 四輪ボディー設計部 第一設計課 福田 智子 |
技術開発者 | 同社 四輪内装設計部 内装設計課 チームリーダー 野末 将之 |
推 薦 | 一般社団法人 日本自動車工業会 |
開発業績の概要 |
軽自動車の需要拡大を目指し、従来の車にない魅力を持つ新ジャンルの車が企画された。車には随所に人々が驚くほどの斬新な設計思想を盛り込む方針であった。内装部品を担当した受賞者らは、車の個性を際立たせる外観の実現を目標とした上で、ここで、環境負荷とコストを低減するとしてスズキが2001年より継続して取組んできた「材料着色(以下、材着)技術」を活かすことにこだわった。そこで材着技術が使えるベース材料の開発から取り組み、環境、産業の両面に有用な新材料の開発および自動車内装部品での実用化を目指した。 |
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