第49回 市村産業賞 貢献賞 -03
エンジン燃焼室壁温スイング遮熱技術の開発
技術開発者 |
トヨタ自動車株式会社 エンジン先行設計部 グループ長 川口 暁生 |
技術開発者 | 同社 無機材料技術部 金属材料室 主任 西川 直樹 |
技術開発者 | 株式会社 豊田中央研究所 機械1部 燃焼・排気研究室 主任研究員 脇坂 佳史 |
推 薦 | 一般社団法人 日本自動車工業会 |
開発業績の概要 |
地球環境・資源保護の観点から、エンジン熱効率向上への要求はますます高まっている。その対応のため減らすべきエンジンの各種損失の中で、燃焼室壁から熱が逃げることによる冷却損失の割合は大きく、燃焼室の断熱によりこれを低減する試みは数多くなされてきた。しかしながら断熱壁が常時高温となることで吸入空気を加熱し、出力や排気を悪化させる背反を克服できず、ブレークスルー技術が待望されていた。 |
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