第41回 市村学術賞 貢献賞 -05
制御された環境場におけるアクティブナノプローブ計測技術の開発
技術研究者 |
独立行政法人 物質・材料研究機構 ナノ計測センター |
推 薦 | 独立行政法人 物質・材料研究機構 |
研究業績の概要 |
受賞者は、表面ナノマテリアルの創製と計測評価の研究に長年従事し、ナノ創製とナノ計測の融合実現のため、環境場制御と融合したナノ計測(アクティブナノ計測)を提唱し、そのナノプローブによる実現に取り組んできた。これは、制御された環境場や物理的相互作用(アクティブ操作)を計測空間に付与しながらナノエリアの計測を行う概念で、ナノマテリアルの創製や機能発現に係わる場を実現しながらナノプロービングを行う(アクティブナノプローブ計測)ことにより、材料創製メカニズムや新規機能探索の強力な研究手法を提供することを目指したものである。
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