第46回 市村学術賞 功績賞 -01
一様疑似乱数発生法の高機能化
技術研究者 |
広島大学 大学院理学研究科 数学専攻 |
推 薦 | 広島大学 |
研究業績の概要 |
計算機の発達により、株価変動、たんぱく質の折り畳み、核反応など、確率的現象のシミュレーションが行われるようになった。その際、サイコロを振って得られるようなでたらめな数列である乱数が必要となる。フォン・ノイマンが導入した疑似乱数は、漸化式により乱数を模倣するもので、改良されつつ大きな成功を収めたが、計算機の高速化に伴いわずかな偏りがシミュレーションを損なう例が多数報告されるようになった。
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