新技術開発助成

第112回新技術開発-13

カテーテル血管内手術シミュレーションのための脱X線型シミュレータの実用化

技 術 開 発
契 約 者
ファイン・バイオメディカル 有限会社
取締役 池田 誠一
所 在 地
愛知県名古屋市
技   術
所 有 者
ファイン・バイオメディカル 有限会社
技   術
開 発 者
上記技術開発契約者に同じ

技術開発内容

 カテーテル血管内手術の技術トレーニングや医療機器の開発評価に用いる人体の血管構造を再現した「超精密血管内手術シミュレータ」の透視観察に使用されるX線撮影では、医師等がX線被曝を受けることになる。
 本技術開発では、このX線被曝を受けずに、X線撮影画像と同等の画像を近赤外線を光源として使用し透視観察画像を得ることにより医師等のX線被曝を回避することを目的としている。
 可視光に近い近赤外線(950nm)を用いた場合でも、「超精密血管内手術シミュレータ」の透視観察画像を得られたが、より波長の長い近赤外線を用いることで、さらに透明性を高められることが確認された。本技術開発では、波長1200nm、1300nmの近赤外線光源を用いることにより透明性向上を図り、よりX線透過画像に近い透視観察画像を得られるシステムを実現する。
 本技術開発で得られる透視観察画像では、カテーテルの実際の半透過画像なども得られ、医師等がシミュレータを操作する際に、現場での手術に近いシミュレーション操作が可能となる。
 X線被曝については、近年注視されてきており、医療従事者にこの被曝をできるだけ避けるための種々の研究が行われている。本技術開発は、医療従事者の被爆を回避できる一助となるものである。

図

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