第116回新技術開発-01
アスベスト管切断装置の開発
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技術開発内容 |
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| アスベストは耐熱性・耐久性・絶縁性の特徴があり、安価だったがゆえに19世紀後半から20世紀にかけての工業の進展に伴い、建築資材や工業製品として工業で広く普及し、アスベスト管が多く用いられた。しかしアスベストの健康被害が明らかになるにつれて規制が進められ、2012年にはアスベスト含有製品の完全使用禁止が定められるなど、昨今の社会情勢からアスベストを使用した建材の撤去がクローズアップされている。 本技術は、アスベスト管を遠隔操作で切断し、撤去する装置の開発である。特徴としては、管内部に入り込む装置に旋回機能を持たせ、装置を管内部に配した状態のまま、本体部分を360°回転させることができる。また、遠隔操作にて撤去を行う為に本体にTVカメラを内蔵。これにより、遠隔でリアルタイムで状況を把握しながら作業を進める事が可能となる。従来技術(図1)では切削であるが非常に進度が遅い事が課題であったため、改良型の装置として切削から切断へ切り替えた。 本技術の実用化により、これまで困難であったアスベスト管の撤去が可能になり、環境保全と社会インフラの健全化を両立させる価値の高い技術である。
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