第96回新技術開発-13
蛍光がん診断薬の効率的な製造法の確立
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技術開発内容 |
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蛍光プローブをがん組織検出の診断薬とする技術は、可視化によって術中にがんの取り残しを防ぐことや、迅速な判別によって手術時間を短縮化して患者負担を小さくできることなどの利点があり、専門医からも期待の声が大きい。しかし、現在の蛍光がん診断薬の合成方法では中間体を効率的に合成することが困難なため、安定供給が確保されていない。本申請では、 生産コストを抑えつつ、大量合成に適した新たな中間体の合成ルートを開発して蛍光がん診断薬の効率的な製造法の確立を目指す。
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