地球環境研究助成 募集要項公開期間:毎年7月16日頃〜9月30日 受付期間:毎年9月10日〜9月30日
募集概要
1.助成の趣旨 |
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今日、人類の継続的発展のためには地球環境の保全、中でも地球温暖化対策が喫緊の課題となっています。これを解決するには地球温暖化対策における非連続的で飛躍的な発展をめざした科学技術イノベーションが必要であり、その実現には自然科学をベースとした研究・技術開発はもちろんのこと、社会科学との連携も必要となっております。このような状況に鑑み、当財団は地球温暖化対策のためのブレークスルー技術の獲得に加え、環境をめぐる社会科学分野との相乗効果を狙った大学や研究機関の積極的な技術革新を起こす研究・技術開発を支援いたします。本地球環境研究助成では、このような重要課題解決のための研究テーマに対して助成を行い、地球温暖化対策における科学技術イノベーションの創造・発展をめざします。 |
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2.助成対象テーマ |
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助成対象とする研究テーマは地球温暖化対策に関わる研究開発テーマとし、具体的には以下のような分野のテーマとします。 | |
(1) | エネルギーの効率的な利用のための省エネルギー技術分野 |
(2) | 化石燃料に替わる低・脱炭素型エネルギーの利用を実現するための再生可能エネルギー技術分野 |
(3) | 高性能電力貯蔵や水素製造・輸送・貯蔵、あるいは新しい概念に基づく蓄エネルギー技術分野 |
(4) | 地球温暖化緩和、あるいは影響に対する適応策を含む技術的、社会的、制度的インフラ・システム技術分野 |
(5) | 日本の産業社会を「脱炭素経済」へと大胆に転換させることを可能にする、イノベーティブな市場、制度、政策、組織・人材のあり方を、定性的・定量的に分析する社会科学分野 |
3.助成対象者 |
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助成対象者となる代表研究者は、大学、公的研究機関*に所属する常勤の研究者とします。なお、代表研究者は、研究の取りまとめを行い、研究助成金の管理および報告事務等を含めて研究計画の推進に責任を持ちうる者とします。
(*)「公的研究機関」とは、公的研究機関であって文部科学省の科学研究費の申請資格のある機関をいいます。 |
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・ | 申請の研究期間内に、申請のテーマ内容と重複する研究内容に対して他機関から助成を受けている、または受けることが決定している場合は応募できません。 |
・ | 重複する研究内容に対して他機関に助成を申請中の場合には、申請は可能です。ただし、採択が決定された時点でいずれの助成を受けるか判断いただき、他機関の助成を受ける場合には、辞退していただきます。 |
4.助成金額、件数 |
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助成金上限額は1件あたり500万円で、3件程度を予定しています。 | |
5.助成金の使途 |
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助成金の対象となるのは、研究の遂行に直接必要な経費(直接経費)で、研究補助者経費、旅費、設備機器・備品費、資料・印刷費、通信費・運搬経費、消耗品費、諸経費、などです。なお、助成金の管理を所属機関に委ねることも出来ますが、その場合、所属機関の間接経費、事務管理費(オーバーヘッド)等は対象外です。 | |
6.助成期間 |
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助成覚書にて定める期間としますが、覚書締結日(募集年翌年の2月)から3年を上限とします。 | |
7.応募 |
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応募には、添付資料を含む申請書類のWeb登録と、紙文書2部の送付が必要です。 |
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[申請書の作成と登録] | |
・ | 当財団ホームページのWeb登録システムにてマイページを取得し、マイページにて〈1〉「地球環境研究助成申請書」(以下、申請書と略します)を作成・登録するとともに、後述の〈2〉添付資料の電子ファイルをPDF形式でアップロードしてください。マイページは申請の種類、募集年次毎に取得が必要です。 |
・ | 〈1〉の申請書を印刷・押印し、〈2〉の添付資料を添えて申請書類一式とし、正副の2部送付してください。なお、Web登録システムに登録したのみ、または申請書類の送付のみでは申請は受け付けられませんのでご注意ください。 |
[紙文書申請書類の送付] | |
・ | 下記の順に書類を整理し、2部提出して下さい。なお、提出いただいた書類は返却いたしません。
〈1〉地球環境研究助成申請書(基本情報と本編) 〈2〉添付資料 |
添付資料について | |
・ | 申請書に記載した論文、著作等のうち、特に重要なもの3件以内。共著、共同研究論文等は、なるべく申請者が筆頭著者もしくは最終著者であるものとしてください。 |
・ | 申請書に記載した特許等の知的財産権のうち、特に重要なもの3件以内。 |
・ | その他、審査の参考となる重要な資料があれば2件以内で添付してください。 |
[マイページ取得期間、受付期間] | |
・ | マイページの取得は、毎年7月16日〜9月30日に行えます。
受付期間は、毎年9月10日〜9月30日です。 郵送物は締め切り日消印有効です。 |
8.審査および結果の通知 |
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助成採択者は当財団に設けた審査会において、慎重かつ厳重な審査の上、理事会において1月下旬に決定します。審査結果は代表研究者に書面にて通知いたします。なお、審査の内容に関するお問い合わせには一切応じることは出来ません。
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9.奨学寄附金申込書等の不発行 |
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助成決定後、代表研究者が所属する大学等より指定の奨学寄附金申込書等が送付され、その提出を財団に要求されることがありますが、当財団はその発行はいたしませんので、ご承知おきください。
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10.助成金の贈呈 |
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助成金贈呈式は、毎年2月に行う予定です。贈呈式開催日が助成金贈呈日となります。 |
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11.助成対象者の義務 |
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・ | 助成決定後、当財団所定の書式で研究概要書と研究実施計画書をご提出いただきます。本概要書は、当財団のホームページ等で公開いたします。 |
・ | 代表研究者には助成金贈呈式に出席いただきます。やむを得ず欠席する場合は共同研究者等の代理を立ててください。 |
・ | 代表研究者は覚書および研究実施計画書に従って研究を進めていただきます。また、研究完了後に研究成果報告書、助成金の使途に関する経費報告書および研究成果概要を提出していただきます。このうち研究成果概要については、当財団のホームページや刊行物で公表いたします。 |
・ | 研究期間が1年を超えるテーマについては、1年ごとに成果、助成金支出状況、以降の研究計画に関する中間報告を提出していただきます。 |
・ | 代表研究者は助成金を適切かつ効率的に活用してください。なお、本助成金は申請の研究以外に使用することはできません。 |
・ | 所属機関内での必要な手続き等は、代表研究者が責任を持って実施してください。 |
・ | 本助成にもとづく研究成果を学会などに発表された場合は、財団指定の成果発表届とともにその要旨などをご提出いただきます。 |
12.個人情報の取り扱い |
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応募書類に含まれる個人情報は、研究助成の選考及び選考結果のご通知のために使用します。
研究助成が決定した場合は、代表研究者のお名前、所属機関、役職、研究題名、および研究概要を公表いたします。また、研究終了後の研究成果概要につきましても公表させていただきます。なお、利用目的の範囲内で、個人情報を委託業者が使用することがあります。 |
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13.助成金贈呈式 |
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助成金贈呈式は募集年の翌年2月頃行う予定です。 | |
14.地球環境研究助成の仕組み |
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以下の図のステップ(○数字)で進めていきます。
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*:助成期間は申請書の内容を元に助成覚書にて定めます。 **:助成期間が1年以上のテーマは、1年ごとに経費報告を含めた中間報告書を提出いただきます。 |
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15.申請書送付先、問い合わせ先 |
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本件に関するお問い合わせは、緊急な場合を除き下記 E-mail アドレスにお願いいたします。 〒143-0021 東京都大田区北馬込1-26-10 公益財団法人 市村清新技術財団 地球環境研究助成担当 電話 03-3775-2021 FAX 03-3775-2020 E-mail zaidan-mado@sgkz.or.jp |