1.対象分野
|
|
地球温暖化対策に関する学術分野を対象とします。具体的には以下のような分野を対象とします。 |
(1) |
エネルギーの効率的な利用のための省エネルギー技術分野 |
(2) |
化石燃料に替わる低・脱炭素型エネルギーの利用を実現するための再生可能エネルギー技術分野 |
(3) |
高性能電力貯蔵や水素製造・輸送・貯蔵、あるいは新しい概念に基づく蓄エネルギー技術分野 |
(4) |
地球温暖化緩和、あるいは影響に対する対応策を含む技術的、社会的、制度的インフラ・システム技術分野 |
(5) |
日本の産業社会を「脱炭素経済」へと大胆に転換させることを可能にする、イノベーティブな市場、制度、政策、組織・人材のあり方を、定性的・定量的に分析する社会科学分野 |
|
|
2.対象技術
|
(1) |
産業上貢献している、あるいは実用化の可能性のある理工学研究分野のもの |
(2) |
独創的・画期的で世界的水準にあるもの |
(3) |
学術分野の進展に先導的な役割を果たし波及効果が大きく期待できるもの |
|
|
3.賞の種類 |
|
市村地球環境学術賞
功績賞(原則1件) 賞金(500万円)、記念牌
貢献賞(原則2件) 賞金(300万円)、記念牌
特に顕著な研究業績に対しては「特別賞」(賞金2,000万円、記念牌)を贈呈することがあります。
なお、市村地球環境学術賞受賞者が受賞研究に関連する国際会議、国際研究集会に出席する際の渡航費(航空券)を助成するとともに、日本国内で国際会議等を受賞者が主体的立場で開催する際の会議開催費用の一部を助成いたします。
市村賞および各賞の英語表記はこちらをご覧ください。 |
|
|
4.申請の受付 |
|
受賞候補は、原則として所属機関長(総長・学長、研究科長、理事長、研究所長等)の推薦により受け付けます。受付時期は9月の予定です。なお、1つの研究グループが同一年度に同一の研究テーマで、市村学術賞と市村地球環境学術賞の両方に応募することはできません。(募集要項はこちらです。) |
|
|
5.審査・決定 |
|
審査委員会で慎重かつ厳正に審査され、理事会で決定します。
市村地球環境学術賞審査委員 |
令和5年3月1日現在
|
|
審査委員長
|
小宮山 宏 |
株式会社三菱総合研究所 理事長 |
|
|
|
審査委員
|
諸 富 徹 |
京都大学 大学院経済学研究科 教授、同 地球環境学堂 教授 |
同上
|
松 本 洋一郎 |
東京大学 名誉教授 |
同上
|
甲斐沼 美紀子 |
公益財団法人 地球環境戦略研究機構 研究顧問 |
同上
|
三 村 信 男 |
茨城大学 地球・地域環境共創機構 特命教授 |
同上
|
阿 尻 雅 文 |
東北大学 材料科学高等研究所(WPI-AIMR) 教授 |
|
|